(世話役)

 傾けられた転炉の炉口か見られた真っ赤な出鋼直後の炉体内部。隣の転炉は出鋼直前で、カバーの間から覗ける炉口からは白熱、高温の炎と熔鋼の火花が飛び散り、操作室から見られたこのダイナミックな光景は『千載一遇のよい機会だ』と御案内の会社のJFEのTさんも大喜び、まさに見学者の熱意と受け入れ側の御厚意が凝集したような思いであった。

K・Nさん

 製鉄所見学、お蔭様で滅多に見ることのできない場面まで見ることができ感謝しております。我々はすっかり工場見学の虜になりました。飛行機整備工場を見たいな、JALに知り合いはいないかな、ANAはどうかな、などと酒席は盛り上がりました。

T・Hさん

 わが人生で初めての製鉄工場見学でした。まさに男のロマンを熱気と活気のなかで強烈な印象を受けました。転炉の内部の黄金色、熱間圧延の蒸気、真っ赤な鋼板が移動し加工される強い色彩の変化などに圧倒されました。 われわれを受け入れて下さった人たちの親身な対応には感銘しました。懇親会での団欒に時間の過ぎるのを忘れてしまいました。 ありがとうございました。

M・Nさん

 日頃の、堅く泥臭いイメージの鉄が、いとも簡単に薄くなり、スマートになっていく厚板工場では、思わず見とれてしまいました。気がついたら最後の一人になっていました。鉄の垢?を削ぎ落とすところなども、あまりのスケールの壮大さに驚きました。一番最後に大きい塊が落ちた時はみなさんの歓声があがりましたね。

T・Mさん

 かって電気炉製鋼の設備建設、保全を担当した自分としては、真っ赤な鉄鋼の輝きは三十年ちかく昔の思い出です。改めて男性的で素晴らしく、この機会を与えてくださった御関係の方々、特に製鉄所の皆様の御厚意に深く御礼申し上げます。懇親会を含めて、大変楽しい思い出となるスナップ写真いくつか撮りましたので何卒宜しく御願いいたします。

Y・Kさん

 巨大な製鉄、製鋼の現場を拝見してその美しさとダイナミックに驚嘆!しかもあの巨大なハードが現在はコンピューター制御で整然と動いていること、さらに、さらに地球時間で考えれば20世紀から21世紀にかけての僅かな時間のなかで、いわゆる手作業で行われていた全てのノウハウがコンピューター制御のためのソフトに移し変えられた?ことに重ねて驚嘆いたしました。

H・Iさん

 ここの製鉄所は植木が多いことで世界中で有名です。建設者たちが時代の趨勢を踏まえてここを「緑の製鉄所」にしようとされた英知は見事に達成されました。やはり圧巻は厚板工場ですね。短い鉄の塊が私たちの眼下で見る見るうちに長尺に延ばされていました。

K・Kさん

 本日は製鉄所見学会にご参加頂きまして大変ありがとうございました。朝方の雨もすっかりやみ晴天に恵まれまして本当に良かったです。見たこともない鉄の出来てゆく様を実際に自分の目で見て感じられたのはとっても素晴らしい経験だったと思います。

K・Oさん

 先日の製鉄場の見学は、これまでにない経験で目を見張るものがありました。製鉄については、真っ赤に熔けた鉄がするすると出てくるシーンは映像で見たことがありますが、実際に目の当たりにすることはなく、やはり実感できてすごい!と思いました。
 しかし、1500度にもなる熱い鉄が、ローラーの上を通るとき、そのローラーはどうなっているんだろうか、あるいはそれを運ぶ大きな釜みたいな容器はどうなっているのだろうか、と不思議でなりませんでした。

K・Fさん

 真っ赤な炉を間近に見ることができたのは感動でした。厚板の加工はうどんを打つときの様子に似ていて、大変面白く顔に熱気を感じながらしばらく見とれていました。いずれも誰がどこで操作しているのか分からないくらい、人影の少ないのにはびっくりしました。
お世話してくださった皆様に感謝しています。

M・Yさん

 驚いたのは現場が省力化され人数の少なかったこと及びそこで働く人及び外部の環境に対して大変な配慮がされていることでこれは我々が現場にいた40年前とは隔世の感でした。然もこのような工場が首都圏のすぐそばで現在迄創業を続けていること、出来ていること、これは大変なことでこれこそが我が日本の底力だと再認識させられました。

 当日の日記から ヘルメットと作業着と軍手とイヤホーンとで武装。広い敷地内をバスで移動。岸壁には、外国船が荷揚げしていたり、溶鉱炉では、あかあかと燃える炎をま近で見られたし、はがねの出来て行く工程は勇壮、すべてコンピューター制御だそうだけど、凄いの一言。N氏「男らしくて、男でも惚れます」って。「男らしい男には女だって惚れます」 製鉄の技術は世界一だと思うという課長さんの言やよし。

S・Kさん

K・Uさん

S・Nさん

 百歳クラブ田町パソコン教室の帰り、例によって一杯飲んでいたら、どういうわけか話題が製鉄の話におよんで、『製銑ってなんだ?製鋼ってなんだ?』という質問に飛び火した。鉄鋼会社出身の人も、一口には中々説明できない。それでは実際鉄を造っている現場をみたら、ということから、今回の見学行の運びとなった。

平成19年1月22日。JFEスチール京浜扇島地区の製鉄所を見学させて戴きました。
23名の方々が集まり、初めて見る製鉄の工程に様々な感想が寄せられました。尽力して下さったお世話役の方々とご協力戴いたJFEスチール様に厚く御礼申し上げます。

(世話役)