緑蔭(納涼)サロン  2008年8月2日
太陽がニコニコ顔をしながら地球に近づいてくる。人と太陽が一番仲良くなるのが夏。だから私は夏が大好きだ。
とはいうものの、その暑さにはいささか閉口する。人々は「涼」を求めて東へ走り、西に出かける。そこで「緑蔭サロン」が颯爽と登場する。

8月2日、有楽町国際フォーラム「レバンテ」に会員が続々と集まる。
「こんにちは。暑くてまいりましたよ」
「ごぶさたしていました。お変わりもなく・・」
「しばらくでした。お元気でなによりです」
この会に出ると、普段あまり見かけない会員に出会うことができるのが嬉しい。
「朋有り、遠方より来る、また楽しからずや」 昔、教室で習った論語の一節を思い出す。

会のハイライトは、いうまでもなく、仏家シャベル師匠の「百歳落語」。聴衆を右に引っ張り、左に引き寄せ、縦横に操ったあと、ストンと落ちをいれる。爆笑・哄笑・・・。
会員は師匠の絶妙の芸に、ただ暑さを忘れ、聞き入るだけである。
恒例のジャンケンゲームでは、会場のあちこちから悲喜こもごもの歓声があがり、歌のお稽古ではお手手つないで童心に帰る。

世の中はなんとなくざわめいているが、我が百歳クラブの緑蔭サロンは別天地。
この素晴らしいプランを提供された関係者、世話役の方々に厚くお礼を申しあげます。

(長谷川正夫)