クラブ誌『元氣に百歳』 第9号出版記念例会

太田 颯衣


 2008年10月10日九段会館にて、恒例の出版記念例会が60名の参加で開催されました。
 この会の象徴と言ってもよい最年長で百歳を超えられた船越さんの「乾杯」で幕開けです。いつもに増して、お元気なお姿に接するだけで、元気のお裾分けを頂けました。

 その後は本日のメインスピーチ、御年50歳の白澤卓二先生の「元気に百歳まで生きるために」です。長寿の親からの遺伝は25%に過ぎなく、後はご本人の管理次第。長寿のヒントとしては、@食事、A運動、B生きがい。食事緑黄野菜と果物をたっぷり取ること、運動は日本舞踊などの全身運動やウォーキングがお勧め、生きがいは自分のできる範囲で良いので、目標設定を決めて、それに向かってまい進する。20歳時の体重を思い出し、増加した人はなるべくその当時に戻す。動物実験でも立証されたが、「腹7分目」が長生きの秘訣。私も17kg減量しなければと大いに反省した次第です。

 懇親会では、友寄英哲・光子ご夫妻のルービックキューブご披露、その他のゲスト寄稿者、いつも表紙やクラブだよりの絵を提供して下さっている上村禎彦氏が福岡からご上京で、各々舞台上に上がってご挨拶下さり、和気藹々と会は進んでいきました。

 最後は板倉宏子さんのじゃんけんゲームと合唱。皆さんが童心に返って、大声で童謡を合唱する光景がほのぼのとして、本当に楽しいひとときでした。

 参加会員の中で最年少の私が閉めのごあいさつをさせて頂きました。「9年間私が女性で最年少なのは問題です。皆様奮って若い会員を勧誘いたしましょう」と申し上げ、幕を下ろしました。