クラブ誌『元氣に百歳』 第10号出版記念例会

クラブ誌「元気に百歳」10周年記念号出 版 例 会

                         喜田裕三

平成21年10月10日(日)午後4時、ここは上野・精養軒のロビーです。秋の日差しが不忍池の水面に反射して美しい虹色の光を窓に投げかけています。午後5時15分開始というのに、すでに大勢の美しく着飾ったご婦人方の華やいだ顔が揃っています。もちろん、男性諸氏も。


いつもの「元気に百歳」クラブの例会とは少し勝手が違うようで、とても緊張感を覚えました。そんな雰囲気の中で今回の「元気に百歳」記念パーティがスタートしました。

会場は鹿鳴館時代の舞踏会場を思わせる歴史的な場所です。15卓の大型円卓に185名(会員73名、ゲスト112名)が緊張した面持ちで開会をまちました。まず代表幹事の和田譲次氏の挨拶があり第一部が始まりました。

第一部

秋を彩る「ペギー葉山さん」の歌とトーク

今回の特別企画として「ペギー葉山さん」のステージが始まりました。

テレビで拝見するよりも、はるかに若くて美しい姿、そして、歌声も若い時代と変わらず、衰えを知らない美声です。

ペギーさんが第10号に特別寄稿してくださった「歌の力を信じて」にも述べられていますが、歌の力はとても大きいと思います。苦境にある人には勇気と力を与え、幸福の絶頂にある人には戒めを与えます。そして人間の心と心をつないで大きな力を生み出します。

第二部

「元気に百歳」10号編集長藤田賢吾氏の発刊の挨拶と報告がありました

○船越 卓さんによる乾杯

記念号「白の漫筆(その3)」の筆者でもあり101歳を迎え、ますます、お元気な船越さんにより乾杯。短い挨拶のあと、全員に向かって「乾杯!!」の音頭は101歳と思えぬ力量のあるハイバリトンに全員、ド肝を抜かれました。

ゲストの青木匡光さんのスピーチで、会員の石井志津夫さんが提唱している「PSK(ピンとして、シャンとして、これからも楽しく)」を紹介されました。

○懇談とダイニング

フランス料理の精養軒が誇るブッフェとワインで豪華に、そして、なごやかに食事と懇談の時間が静かに流れました。上野の山には秋の夜の帳(とばり)がすっかり落ちて、眼下には大東京のきらめく夜が広がっていました。今日もまた、新しい出会いや人間関係が芽生えたでしょうか。

○バザーとハンマープライス

大勢の方々から寄付された数々の品がロビーに並びバザーとして販売され、会場では太田颯衣さんの司会によりハンマープライスが進行しました。じわじわと値段を競り上げしていく掛け声に楽しいひと時が過ぎました。私はオデッセイのゴルフのパターを8000円で競り落としました。

中締め

クラブ誌やクラブだよりの表紙絵で、いつもお世話になっている上村禎彦絵師(福岡市)による「博多一本締め」で楽しい今回の記念パーティもお開きとなりました。





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