「元気に百歳」クラブ

    2010年 新春例会・総会

                                   市川 光男 
       
 2010年度の新春例会・総会は2月13日(土)品川の日立金属・高輪和彊館で行われた。小雪の降る寒い一日にもかかわらず、品川高輪の一等地(江戸時代は長州藩毛利家の屋敷の一部)に集まった会員は50名、ビジター11名も加わり、賑やかな例会(総会)であった。
 メンバー小林重行さん(日立金属OB)のお陰で、素晴らしいこの場所で、また関係者の周到な事前準備のお陰で会が成功裏に進んだことに感謝しよう。
 

 総会は12時きっかりに、大山昭典さんの総合司会で始まった。大山さんの司会は律儀でいい。和田譲次議長(代表幹事)のもと、2009年度と2010年度の活動報告・収支決算案、会則見直し、幹事選任議案の4議案が承認され、12時30分、予定通り終了。張り詰めた空気も和らぎ、幹事の皆様も、出席者もホットした瞬間だ。

 12時30分から講師、日比野則彦氏(サウンドプロデューサー、作曲家、サクスフオン奏者、35歳)による「心身をリフレッシュする音楽療法」の講演が始まった。講演の中で、ご自身作曲の2曲が生演奏され(サクスフオンとギター演奏)、その音は参加者を魅了した。
 セラピーサウンドをライフワークとしている日比野さんのサウンドは優しく、部屋には愛に満ちた空気が広がっていた。日比野さんのサウンドに期待して、今日の会に参加したという女性が何人かいた。音楽の力は大きい!

 休憩・懇親会セッテイング後、13時15分から大山さん・奥田和美さんの司会で懇親会はスタート。乾杯の音頭は日立金属OBの小林さん。その後、会食・懇親で会場はざわめく。皆 食欲旺盛で料理は見る見るうちになくなる・・・元気な証拠だ。酒は充分ある。ざわめく会場であっても、バックグラウンドの高品質・日比野サウンドは聞こえてくる。
 人の会話の中でも苦にならない音だ・・・・・・。

 途中、クラブ関西代表・大澤須美子さんの挨拶があった。いつものトレードマークの赤い服が似合う大沢さんは、早朝奈良を出発、東京にかけつけて下さった。今年、4月23日で88歳とのこと・・・いつまでも元気にと祈った。
 福島からこられた白岩良一郎さんは俳句と詩吟が趣味とのこと、自作の俳句をご披露していた。
 その間、住田道男さんは新参加者に似顔絵をプレゼントしていた、眼を中心に特色を掴んでいる似顔絵は大好評。

 14時くらいから再び、日比野さんの生演奏が始まる。
 アルコールの少し進んだ、高原眞さんが言っていた。「音楽は生に限るね! ビールでも生は美味しいでしょう・・」会場では、10人ほどの方々が日比野サウンドCDを購入していた。日比野サウンドは好評だった。

 14時30分、会場をかたづけて、クイズの時間が始まる。進行は板倉宏子さん。澄んだ声が魅力的。2/14(日)のバレンタインdayに関連したクイズの勝者は4名、皆様 チョコレートをゲット,満足そうであった。
 次に賑やかなジャンケンクイズ、部屋中でジャンケンの声がざわめく!一番の勝者は大澤須美子さんと佐藤輝敏さん、チョコレートをゲット。

 15時も近づき、締めの言葉は記憶術の世界記録保持者(54歳の時)の友寄英哲さん。キュービックゲーム名手でもある友寄さんのコメントは、「この会の参加者は、知的レベルが高く、人柄が良く参加すると気持ちが安らぐ・・・」であった。

 最後に、板倉宏子さんから、本日参加の最高年齢者・大澤さんに日本酒「越野寒梅」がプレゼントされた。次に、いつものように全員で手を繋ぎ、板倉宏子さんの音頭のもと「今日の日はさようなら」を歌い、解散した。

 外は寒い一日だったが、ここには温かい空気が流れていた。

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