「元気に百歳」クラブ

    2011年 新春例会・総会

                                  喜田 祐三 
       

 さる、2月5日(土)冬晴れの好日、高輪和彊館に会員・ゲスト総勢56名が集い、2011年新春例会と総会が行われました。

(1)2011年「元気に百歳」クラブ総会は予定の12時に始まりました。
和田代表幹事から3議案の提案(@10年活動報告と収支報告、A11年活動計画と予算(案)、B幹事選任の件)があり、すべて満場一致で賛成可決されました。
和田代表幹事は挨拶の中で13年目を迎えた「元気に百歳」クラブの新たな挑戦として従来の仲間同士の交流やネットワークに加えて社会貢献やボランテイアも模索したいとの意欲を示されました。

(2)特別講演は講談界の重鎮、一龍斎貞花師匠により「歴史を彩った人々の長寿と暮らし」と題して行われました。師匠は歴史上に名を残した人々の寿命と生き方について、大変興味あるデータを示しながらユーモアとお色気話しを交えて、実に巧みな話術で聴衆の心をとらえた楽しい60分間でした。参加者は皆、師匠の話を自分に置き換えて、うなずいたり、驚いたりしていましたが「長寿は粗食と鍛錬が基本」との結論に会場からは自分のお腹をさすりながらの溜息が聞こえました。最後に師匠は講談「山之内一豊の妻」の一席を熱演してくださり、会場は熱気に包まれました。

(3)懇親会とアトラクションは菅野勝雄氏(「麦の芽会」会長)の乾杯ではじまりました。
食事とアルコールで気分が高揚したころ、「元気に百歳」クラブではもうお馴染の日比野則彦氏の「癒しのサックス」演奏が始まりました。今回は琴(梶ヶ野亜生さん)とのコラボレーションでした。日本の歌唱曲、@さくら、A荒城の月、B花嫁人形、のあと、Liber Tango が演奏されました。サックスのむせぶような切ない旋律の響きとそれをしっかり支える琴の強い音色のハーモニーが私達の感性を直撃しました。

(4)会場が最高の盛り上がりをみせたとき、恒例のジャンケンゲームが始まりました。皆、童心に戻り「元手の5億円(1億円札5枚)」をしっかり握りしめて大声で「はじめはグー、ジャンケンポン、、、」を続けました。私はつい夢中になり、一時は10億円にまで元手を増やしましたが、結局1億円になり、4億円の損をしました。世の中はなかなか儘ならぬものです。優勝者は11億円を稼ぎ銘酒「越の寒梅」を獲得したのは溝渕さんでした。
最後にいつものように全員が手をつなぎ輪になって「今日の日はさようなら」を板倉宏子幹事のピアノに合わせて心をこめて歌いました。皆の顔がまるで少年・少女のように紅色に輝いていました。そして、再会を約束して午後3時に予定通りの閉会となりました。


                                    

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