2012年度春の例会(総会)

      2月18日 高輪和彊館
 
平成24年「新春例会・総会」に参加して 
       
                         喜田 祐三

平成24年2月18日(土曜日)天気は快晴、「元気に百歳クラブ」総会および新春例会が「高輪和彊館」で開催されました。
参加人数は会員(46名)、ゲスト(4名)、そして今回アトラクションのステージを彩っていただく「JCT合唱団」の皆様23名を加えて総数73名でした。
新春例会としては記録的な参加人数となりました。

午後12時から始まった総会は4議案(活動報告/決算報告、活動計画/予算案説明、組織関連提案、代表/副代表/監事選任)の全てが満場一致で承認されました。新年度における特筆事項は従来の代表幹事制から代表、副代表による体制面の強化変革だと思います。
代表に和田譲冶氏、副代表に中村誠氏、中西成美氏、板倉宏子氏の3氏が選任されました。そして、今後の体制強化を各グループリーダはじめ全会員でサポートすることが確認されて総会が終わりました。

今年の新春例会は企画がとても充実していたと思います。
[1] まず、「新友が人生を豊かにする」と題して、青木 匡光先生のご講演をいただきました。
老後の人生をいかに生き生きと楽しく生きるかの「10カ条」とでもいうべき、示唆に富んだ沢山の有意義なお話しがありました。
(1) 人との出会いは自分を磨く道場。それには「五マメ」が大切です。出マメ、足マメ、電話マメ、
筆マメ、世話マメ、の五マメです。
(2) 残存能力(特技、知識、エネルギー、やる気など)の残された能力の結合によって新しい歓びを創造する。残存能力の研鑽もまた大切です。また、人と人のネットワークで支え合う。

[2] 三遊亭園塾師匠の登壇でまた会場は新しい盛り上がりを迎えます。
古典落語に入るでしょうか「一目上がり」のお話し。園塾師匠は大手電機メーカーの研究所を定年退職したあと、噺家の道に進んだ異色の経歴の持ち主です。素人離れした話術と人を引き付ける人間の魅力で、私はすっかり感動してしまいました。古くから知っている彼の精進ぶりに目を見張りました。                       

[3] 楽しい食事と酒のあとはお待たせの「JCT合唱団」による春を彩る5曲の愛唱曲の合唱。
JCT合唱団はシンガポールで一緒に歌った仲間が帰国して再び、日本で2009年に設立した混声合唱団です。23名の合唱団に混じって、今回は「元気に百歳クラブ」の合唱愛好家が5人も一緒にステージで歌ってくれました。関口茂先生の指揮のもと滝廉太郎の「花」、坂本九ちゃんの「見上げてごらん夜の星を」、沖縄の「舟唄」などなど、歌うにつれて会場が一つの星になったような一体感が生まれました。温かい心のこもった聴衆のみな様の拍手に合唱団が感激したようです。
そしてアンコール曲は「早春賦」会場のみんなも一緒に口ずさむ楽しいひと時でした。


[4] ゲストの4名の方々が紹介され、一言ずつのごあいさつの後、いつものように「じゃんけんゲーム」と皆が手をつないで輪になって歌う「みんなの歌」の時間です。
司会の大山さん、奥田さんに加えて広報チームの板倉靖さんが会を引っ張ってくれます。
「じゃんけんゲーム」の賞品はいつものように「銘酒:越乃寒梅」五億円札を握りしめて「じゃんけんゲーム」を制覇したのはJCT合唱団の関口陞子さん。
「越乃寒梅」は指揮者の奥様の手にしっかりと授与されました。

フィナーレは皆が輪になって歌います。今年は「ふるさと」と「今日の日はさようなら」。JCTのハーモニーが皆の声と重なって広がりました。関口茂氏と最後はいつものように板倉宏子さんのリードで「今日の日はさようなら」。感動のうちに閉会になりました。

[5] 皆さんのご厚意で併設のバザーの売り上げは23,500円になりました。有難うございました。