15周年記念例会
      クラブ誌『元氣に百歳』15号出版記念〜
                   20141010日(金)
                    会場:日立目白クラブ

 
 去る、10月10日、好天に恵まれた秋の一日、東京目白にある「日立目白クラブ」にて、当クラブの設立15周年記念及び「クラブ誌」第15号発行記念例会が開催されました。
「日立目白クラブ」は昭和3年に学習院高等科寄宿舎として建設したもので当時そのままの雰囲気が残る白亜の歴史的な建物です。
 92名(関西から6名、中部から1名)もの多くのお客様をお迎えして盛大に執り行われました。
 
 中西代表による15周年のご挨拶の後、東京多摩六都科学館館長の高柳雄一さんが「共に生きる宇宙」と題して壮大な宇宙の誕生から私達が身近に楽しむ夜空の美しさまで、とても感動する夢のあるお話を聞かせてくださいました。
 そして、青木匡光さんの乾杯の後、楽しい食事と懇談が続きました。

 今回、特筆すべきことは「元気に百歳」をそのまま現実に実践されている、二人の百歳ゲストをお迎えできたことです。
 そのお一人は当クラブ会員の福地秀雄さんで北海道からお一人でご出席くださいました。
 もう一人は女性現役報道写真家としてご活躍中の笹本恒子さんで、北海道への取材旅行を終えてご出席くださいました。
「元気に百歳」クラブ設立15周年記念事業としての各種報告がされたあと、「元気に百歳」を迎えられた福地さん、笹本さんに奥田さんがインタヴュー形式で健康の秘訣や長生きの秘訣などについて話を伺いました。
 

 そして、お二人の百歳のお祝いと、当クラブの15歳のお祝いのために女流邦楽アンサンブル「あさきゆめみし」の3人演奏家の坪井智子さん、設楽聡子さん、金子朋沐枝さんが「いろはうた」「月夜野」などのおめでたい曲を楽しいトークを交えながら演奏してくださいました。
 

 一方、福地さんが、ご自身が作詞した「元気に百歳クラブ星霜十五年・記念の詩」を朗々とした声で、時には哀愁を込めて、とても感動的に歌って下さいました。
「百歳クラブ十五年、米寿で入りし我百歳、世紀の流れ感無量、支えてくれた妻に謝す」で始まる歌は感動の一言。最後にリフレインの部分で「あとに続けよ、皆の衆」の元気な声は会場の皆さんの度肝を抜いたことと思います。現在、96歳でお元気な奥様と共に2年後に夫婦の合計年齢が200歳になるまで共に元気に生きることがまず、直近の目標だそうです。そして皇寿(111歳)になって乾杯をすることが次の目標だそうです。
記念例会はこのように生き生きと元気に賑やかに進行しました。
 

出席者の皆さんが美味しい料理とワインで気持ちが高揚した頃を見計らって太田颯衣さんがリードする「オークション」がスタート。ハンマーの音が会場に快く響きました。
最後は板倉宏子さんのリードで愛唱歌を一緒に歌い、ホール一杯に輪になって皆様が手を繋ぎ、恒例の「今日の日はさようなら」を歌ってお開きとなりました。

                                       喜田祐三記
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