2015年 秋の例会
           クラブ誌『元氣に百歳』16号 出版記念
               2015年10月10日土曜日        会場:高輪和彊館
                          (写真はクリックすると大きくなります) 

 10月10日、東京・高輪和彊館「蘭の間」にて、当クラブの秋の例会〜クラブ誌『元氣に百歳』16号出版記念〜が開催されました。
 
例会は、80名もの多くの皆さまをお迎えして、大山昭典さん、奥田和美さんの息のあった司会のもと進行しました。
 喜田祐三代表による今回の例会の趣旨のご挨拶の後、「今日も飛ぶ!93歳の現役パイロット」と題して「世界最高齢パイロットのギネス公認記録」をもつ日本飛行連盟名誉会長・高橋淳さんから記念講演がありました。
 長身のダンディーな姿で登場し、海軍予科練の戦いの空から、戦後の平和の空への経歴をDVDビデオを交えながらのお話がありました。 

 戦争の日々の厳しさを訴え、海軍で身につけた習慣から現在操縦桿を握って空を飛ぶ楽しさまでを青年のような情熱を持って語りかけてくださいました。80%で良しとする無理をしない余裕を持った生活、腹八分、5分前精神、身だしなみに気をつけオシャレ感覚を持つこと等、日頃の生活の心構えは参考になることが多くありました。二日前に93歳の誕生日を迎えられた高橋さんをお祝いして、元日航スチュワーデスの太田颯衣さんから記念の花束が贈呈されてとてもうれしそうでした。
 そして、友寄英哲さんによる乾杯の音頭の後、楽しい食事と懇談がつづきました。
 懇談の途中クラブ誌編集チームの全員が壇上に登場し、広報・出版の林荘八郎リーダーからクラブ誌16号出版報告と寄稿者紹介ビデオの上映があり、印刷製本でお世話になった夢工房の片桐務さんからご挨拶を頂きました。新入会員の加島主税さん、高田洋一郎さんからご挨拶があり最後に登場したビジター参加の吉井節子さんは、ご挨拶の中で入会を決意するというハプニングもありました。関西地区代表の古西啓子さんからのご挨拶のあと、「クラブだより・夏号」でご紹介したルービックキューブの友寄ご夫妻が、頭上にかかげたランダムな配列のキューブを市松模様に変える実演を、なんと15秒たらずで見事成功。拍手喝采!! 


 お楽しみコーナーは、「ほっとサロン」にもゲストで時々登場するオペラナビゲーターのウーロン亭ちゃ太郎さんのご存知「オペラ落語」でした。先ず、もうひとつの「君が代」を歌って度肝を抜きました。400年前に誕生したオペラの歴史・語源から始めて、ちゃ太郎さんの多くのレパートリーの中から、最も多くのオペラを作ったヴェルディの代表作「アイーダ」を取り上げました。3000年前のエジプト・エチオピアの2カ国に引き裂かれた男女の悲恋を、一人で男女の役を歌い分け、全4幕の物語を解説しながら面白おかしく演じきりました。オペラの一面を楽しみながら学べるひとときでした。
 

 

 その後、ちゃ太郎さんの司会で、じゃんけんゲーム。今回は勝者ではなく、敗者のお二人に賞品が渡されました。
 前代表の中西成美さんのご挨拶で例会を終え、最後は板倉宏子さんのリードで、譜面付き歌詞カードをみながら「紅葉」と「翼をください」を歌い、会場一杯に輪になって手を繋ぎ、恒例の「今日の日はさようなら」を歌ってお開きとなりました。