2016年度新春例会・総会
 
                                  高輪和彊館  2016年2月27日(土)                                 
                                                林 荘八郎記

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27日(土)東京は品川の和疆館で新春例会が開催されました。関西からは前代表の古西啓子さんがご出席。開会前のバザーのコーナーは出品が増え、前年よりもさらに盛況。インフルエンザが流行る寒い時期でしたが、60名の参加があり、賑やかな例会になりました。
 例会は大山昭典さんの総合司会でスタートし、丸山泰世さんの司会で2016年の総会が始まりました。議案は2015年の年次報告、2016年の活動計画、そして任期満了となる副代表と監査役の選任の3案でした。
 
 喜田代表から、第1号議案について2015年の活動報告があり、メンバーの90%方々がサロン活動に参加し百歳クラブで有意義にお過ごしであること、そして財政的には健全な運営がなされてきたとの報告がありました。

 2号議案の2016年活動計画では、新しい邦楽サロン「音いろ」の誕生とクラブ誌17号の取り組みへの協力依頼の説明がありました。運営面では年次予算の収入と支出を同額とする、収支トントンの予算を目指すことが表明されました。
 3号議案では副代表は板倉宏子さん、監査役は住田道男さんの留任が提案され、いずれも承認し総会は終了しました。

  
 記念講演は昨年に引き続き、白澤卓二先生の講演。今年は「ココナッツオイルで認知症予防」と題し、「アルツハイマー病がココナッツオイルで劇的に改善した」事例の報告でした。アメリカの医師の研究により、それが確認されたことが紹介されました。日本には400万人の認知症患者がいて、その60%をアルツハイマー病患者が占めていることを思うと朗報です。参加者は熱心に聞き入りました。白澤先生は昨年、順天堂大学大学院教授を辞し、日本ファンクショナルダイエット協会理事長に就任されました。今後のご活躍をお祈りいたします。

  
 講演に引き続き、楽しい懇親会。守谷光司さんの乾杯の音頭、関西の前代表の古西さんのご挨拶、新入会員の谷 久光さんと芦川 洋さんのご挨拶があり、パーティが始まりました。今年は新たに発足した邦楽サロン「音いろ」のデビューで盛り上がりました。背筋を伸ばし三味線を抱える皆さんの凛とした姿は素敵でした。「唄と踊りと三味線と」のプログラムは「元気に百歳」クラブに新しい風を吹き込んだようです。

 料理と飲みものを堪能したあとは、いつものじゃんけんゲームに興じ、やがて、サロン「日だまり」の世話人、河端さんが締めの挨拶に立たれました。
「日だまり」が訪問先に百歳クラブを自己紹介するときは、「クラブ誌とクラブのホームページを活用している。この二つは相手に高く評価されている。立派にクラブのPRの役目を果たしている」という話が披露されました。同時に私たちの「元気に百歳」クラブの活動に、自信と誇りを持とうと力説され、一同心強く感じました。

 最後は、板倉さんのリードで懐かしい唱歌を歌い、2016年の新春例会は、盛会のうちにお開きとなりました。