2017年 秋の例会

  秋の例会〜クラブ誌『元氣に百歳』18号出版記念〜開催さる
       
2017年10月11日水曜日12:00〜15:00
              
会場: 目白日立クラブ
           
 10月11日、秋の例会が開催された日立目白クラブ周辺は閑静でした。今年の秋の例会は、関西、名古屋からのご参加を含めまして70名、ゆったりとした雰囲気で、静かに始まりました。司会は大山さんの名調子、喜田代表の穏やかな例会オープニング・メッセージで開会しました。先ずは遠方から参加して下さった方々に御慰労と感謝の言葉を。そして今日のメインテーマの一つ、向野先生のご講演についてのご紹介がありました。

※感動の向野先生講演 
 拝聴する私たちの心を温かく包んで下さるような向野先生のお話。            これまでも先生の日頃のご苦心のことは、会報『元氣に百歳』に掲載されているシリーズ、「死もまた生のはじまり」を拝読して参りましたが、心の杖にされている「逃げたらあかん」というお言葉、そのことを学ばれた石川先生のご本から「苦しいことが多いのは、甘えがあるからだ。悲しいことが多いのは、自分のことしかわからないからだ。つらいことが多いのは、感謝をしらないからだ。心配することが多いのは、今を真剣に生きていないからだ」を紹介して下さいましたがそのお言葉の一つひとつが胸に響きました。また著作「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」はじめ、先生がこれまで生徒たちから学んだことの多さを話され「児童は純粋であり、大人たちの作った勝手なルールに汚されていない」のお言葉は、ひときわ胸に沁みました。「お前は大丈夫か」と、頭をコツンと叩かれている気がしました。ご講演の終盤に話された“impossible”は、一字換えると“I'm possible”に変ずること。平素の在り方を突かれ、思い当たるフシが幾つもあり、反省しきりでした。でも元気もいただき、ご講演の時間は長くなりましたが、忘れられないスピーチでした。

※愉快な懇談会
 食事を摂りつつ始まりました懇談会の冒頭を飾ったのは、「よしこと不思議な仲間たち」による「懐かしのジャズ・ミュージック」でした。 演奏はよしこさんのボーカルに尺八、ピアノ、ベースで、まさに私たちには「懐かしい音楽」が流れました。興に乗ってダンスも始まりました。歌うよしこさんの温かい優しい声が印象的でした。尺八とピアノ、ベースの協奏曲もフレッシュでした。

※いつもの例会が始まりました

例会もいよいよ時間も後半に入り、ご寄付のあった品物のオークション大会が始まりました。例年リードして下さる太田颯衣さんによるオークションタイムが、皆さんの元気な掛け声と笑顔の中で進行しました。また、その後は「じゃんけんゲーム」による賞品の授与などもあり、和やかな時間が過ぎました。これも恒例になっています板倉宏子さんが指揮して下さる会員全員による合唱でお開きになりました。皆さんお疲れ様でした。

 ※懇談会の途中で 
 この例会は会報『元氣に百歳』18号の出版を記念する例会でもありました。懇談会の途中で、会報18号にエッセーをご提供いただいた皆様をプロジェクターを使って紹介しました。会場から拍手が起こることもしばしばありました。書いて下さった皆様、有難うございました。またこの18号の完成までに、ほぼ9カ月を使って編集委員を指揮してこられた荘八郎編集長による編集委員のメンバー紹介もありました。来年も元気に19号を作ろうではありませんか。  (芦尾芳司記)